鈴木養蜂場について
長野県の北信地方で採れた国産蜂蜜をはじめ、そのほか蜂産品を扱うはちみつ専門店です。
”ミツバチと共に100年──” 地域に根ざしながら、完熟・純粋はちみつのみを扱っています。
国産蜂蜜のほかにも、マヌカハニーやローヤルゼリー・ポロポリス、蜂の子、また蜜蝋(みつろう)などもあります。
養蜂農家だからできる多種多様な、みつばち関連のラインナップをぜひご覧ください。
ごあいさつ
鈴木養蜂場鈴木社長日ごろから鈴木養蜂場をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
食品・飲料にとどまらず、美容など様々な商品に配合される蜂蜜の需要は、近年ますます高まっています。
その中で、私たちは商品開発に力を入れていますが、蜜源やミツバチの減少問題等で、日本の養蜂業を取り巻く環境はけっして楽観的になれません。
それは国産蜂蜜の価格が年々はね上がっている背景でもありますが、特に蜜源の減少は深刻で、当場では蜜源確保のためレンゲの種の無料配布を行い蜜源増殖にも取り組んでいますが、なかなか成果があらわれてこないのが現実です。
そこで鈴木養蜂場では、蜜源豊富な中国に目を向け、日本同等の品質を保つ蜂蜜の確保に取り組んできました。
こと蜂蜜においては皆様に安心して食していただけるよう最善を尽くしているつもりです。
今後とも鈴木養蜂場「はちみつ家」をご愛顧いただきますようお願い申し上げます。
(有)鈴木養蜂場代表取締役社長 鈴木 健太郎
ミツバチと共に100年
鈴木養蜂場はちみつ家は大正時代中期、現社長の祖父にあたる鈴木袈裟美が、信州の松代より50群の巣箱をここ須坂に持ち込み養蜂を始めたのが淵源です。
そして大正12年(1922)に創業し、以来100年にわたって養蜂業を営んでいます。
西洋ミツバチによる現在のような採蜜方法が日本で行われはじめたのが明治時代に入ってからですので、全国的にも早い時期からの取り組みだったといえます。
創業当時はサイダーやウィスキー、酒ビンなどの廃ビンに入れて売っていたと聞いていますが、戦後は砂糖もなく蜂蜜は非常に貴重なものでした。
その後、昭和33年(1958)頃には巣箱も220群規模になり、以後、ローヤルゼリーやプロポリス、蜂の子等も扱うようになりました。
養蜂業ひとすじに取り組んできた経験と蜂蜜に対するこだわりは、私たちの誇りでもあります。
「うちは企業じゃないよ、家業だよ」
というのは2代勝夫のくちぐせで、確たる農業を足場としたもっとも信頼できる地道な活動をしてきました。
特に、自然豊かな信州北信地方を中心に採蜜される「自家採取蜂蜜」は100年の歴史の結晶ともいえます。
近年では深刻な蜜源不足に対応するため“みつばち応援プロジェクト”と銘打ち、レンゲ畑の復活活動にも取り組み、徐々に成果を見せ始めています。
鈴木養蜂場は、これからもミツバチと共に歩んで参ります。
事業内容
1、養蜂
鈴木養蜂場は長野県の北信地方、小布施町と高山村に隣接する須坂市にあります。
豊かな自然に恵まれたこの地方で、日本一長い千曲川沿いに咲くアカシアや、唱歌『おぼろ月夜』に歌われた飯山の菜の花畑、そして美味しい蕎麦の産地高山村の蕎麦畑を蜜源に、信州の蜂蜜を採蜜しています。
また果樹の産地でもあり、りんご蜜や小布施のくり蜜も採れ、中でも日本在来種の日本ミツバチから採れる希少な蜂蜜も扱っています。
2、蜂蜜の製造
採蜜された完熟はちみつは工場に運ばれ、独自の基準によってより品質の高いはちみつを製造・填充しています。
『鈴木養蜂場印』は天然・完熟・純粋・本物の証しとして『本物宣言』をしています。
1.天然の完熟蜜のみを使用します。
2.熱に弱い蜂蜜本来の栄養素保持のため、自然状態の巣箱で想定し得る最高温度(39℃前後)以上に加温しません。
3.ミツバチの飼育から採蜜まで、長年の経験とノウハウを駆使し、採取された蜂蜜については、徹底した管理のもとで保管から出荷いたします。
4.添加物等は一切使用しません。
5.最高級の味と品質(栄養価)を維持します。
また、自家採取だけではまかなえない国内のはちみつの需要に対して輸入をしていますが、それらも全て完熟のみ扱っており、安全を確保するため、現地の採蜜から自社工場への受け入れまで徹底管理しています。
4、販売
店頭販売をはじめ、卸し、ネット通販等、販売業務を行っています。
信州須坂にお越しの際は、ぜひ「はちみつ家」にお立ち寄りください。
5、蜜源増殖
年々少なくなる蜜源不足(自然破壊)の問題において、蜜源増殖活動を行っています。
現在はレンゲの増殖に取り組んでいます。
https://ameblo.jp/suzukiyohojo/theme-10093049988.html
6、販売促進各種企画
販売促進の一環として様々な企画に取り組んでいます。
〇ミス・はちみつクイーンwebコンテスト(年1回)
〇ミツバチイラストコンテスト(随時募集・入選発表は年1回)
〇はちみつ川柳の公募(年4回)
〇はちみつレシピの募集(随時)
〇蜂蜜エッセイの公募(随時・入選発表は年1回)
7、職場体験受入れ
地元の学校からの職場体験や養蜂体験等の受け入れを行っています。
また、職業高校などへ蜂蜜やみつろうを提供し、社会学習に役立てていただいています。